

先日のブログに書いた様に、ST-3500のバリコンを不良にしてしまい修復不可能なので、類似したチューナーから流用出来ないかと、オークションで出ていたST-3150ジャンクを入札した。質問で回答があった様に電源は入るものの動作しない。分解してみると、二次側のフューズ300mAが切れていた。直付けタイプで交換するフューズの手持ちが無い(通常のフューズにリード線を付けても良いのだが)ので、ポリスイッチ(半導体のフューズといったところか、何度でも使える)を基板裏のパターンに半田付けした。モニターして、正常に動作していることを確認。
当てにしていたバリコンだが、バリコン以外でもST-3500とは全てが違う。価格が1/2強である理由が判る。

驚いたのは、装置外形寸法も小さくなっていることだ。入札する前にカタログを見て、その違いは確認はしていたのだが、写真で見る限りは、そんなことは無い。ミスプリントか測定ポイントが違うのだろうと位しか思っていなかった。実際現物を見ても、最初気づかなかった。


AMバンドの目盛り間隔が同じであれば使えるかなと、現物をメジャーで測定すると、目盛り全体の距離が小さい。他も調べるとガラス窓も小さく、前に調べた通り、外形寸法が違っていた。丸形つまみの外形・メーターも小さく作られている。だから、写真でごまかされたというのが結末でした。カーソル照明もST-3500はカーソルの裏側に4個位の電球で照らしているが、ST-3150は本体2/3位後方に電球2個がつけられており、投影するイメージになっている。表面から見ただけでは判らない。巧妙な方法で、こんなコストダウンの方法もあるんだと、設計者の努力に関心してしまった。
あとは、安定化している回路のトランジスタ(TO-92でアルミバンドが周囲にある形状)が相当発熱するのでTO-220のPNPトランジスタに交換。プラスマイナス電源のリップルが多いので、電解コンを容量の大きいものに交換した。
また、ステレオランプが点灯すると、照明ランプも暗くなる。ランプ巻線の電源容量に余裕が無い様だ。そのうちLEDに交換してみよう。
ということで流用は無理と判断、モニターに使うことにした。
ST-3500は、先のブログにも書いたが、バリコンの代わりにボリュームを実装、バリキャップでコントロールしようかと、夢を膨らませている。
Technicsチューナー一覧