McIntosh製MC2505・今度は電源が入らなくなった
6/26に修理のブログを書いたが、今度は突然電源が入らなくなった。
MC2505はアメリカ製117V入力仕様になっているが100Vで使用していた。
今回、部品(真空管)注文(サウンドハウス)のついでに昇圧トランスが割と安価で、同じMcIntoshの真空管プリアンプC22にも使えるので、一緒に購入した。
これを早速試していたら、1時間位経過したところで突然電源が切れた(電源SWはONのままでサーキットブレーカーもトリップしていない)。
電源トランス、出力トランス、放熱フィンが全て熱くなっている。
1時間ほど放置して電源を入れたら入る様になった。
回路図を見ると、放熱フィンに温度スイッチが2個ついており、AC入力回路に入っている。


フィン(パワートランジスタ)が過熱して温度スイッチがOFFになったものと思われる。
入出力接続無しで、そのまま様子を見たが、電源トランス、出力トランスは殆ど温度上昇せず、フィンが徐々に温まる程度だ。
スピーカー端子の電圧もL側は100mV、R側が10mV程度だったので、問題となるほどでは無さそうだ。
調査することにした。
やはり前回と同様、今度は+90V/-90V回路の電解コンデンサが劣化している様でリップルが非常に多い。
100V以上のところは220uF/250V、その他は100uF/100V×2パラを3ヶ所に、既存ブロックコンデンサにパラに入れた。
100uF/100V部は手持ちの関係で100V品を使用したが、この部分はDC90V程度印加されるので、お勧めは出来ない。実際追加する場合は耐圧は150V以上の部品を使用した方がよい。
ついでに、整流ダイオードもブリッジダイオードに置き換えられるので交換した。




整流したすぐの波形は下の波形の様になって(コンデンサ追加前よりは大分低下)いるが、その先のRC平滑回路ではリップルがほとんど見られなくなった。
スピーカー出力の残留電圧が気になったので、基板の半固定抵抗を調整して0Vにした。

今、様子を見ているが、故障前に出ていた、ハム音が消えた。
放熱フィンが4枚あるが、右用2枚の温度上昇がL側2枚に比べて極端に大きいので、時間が出来たら、また調べてみたい。調整した半固定抵抗が影響しているのかもしれない。
ネットで入手出来る回路図とは、大幅に回路が変わっている様だ(基板も異なる)。オーディオ誌でも、シリアルナンバーで違うと書かれている。
【プリアンプC22】
真空管プリアンプだが、不定期ノイズが気になったので真空管を全て交換してみた。
本体裏面の真空管押さえカバーの固定ねじ1本を外すだけで、裏側から簡単に交換可能な構造になっている。
それほど音にはこだわらないので、一番安価なものを入手。
12AX7×5本、12AT7×2本。
未だにギターアンプマニアには真空管好きの方が多い様で、それで一般的に使われているので、新品でも中国製やロシア製が安価で入手出来る。
不定期ノイズ(MCカートリッジアンプを通した場合のみ)は変わらず。
どうやらデジタル機器からのノイズを拾っている様だ。
元々だが、ハム音も皆無である。
音質は悪くなっていない様なので、このまま使ってみる。